美白

「美白」とは、美しくて白い肌のことです。
素肌の美しさを保つということでもあります。
生まれたときのような美しい白い肌、ハリのある肌それを美白といいます。
白い肌がいいとされているのは、見た目の美しさや好みかもしれません。
肌の色は、皮膚の下にある毛細血管の中を流れている血液の色、つまりヘモグロビンが影響します。
ですから完全に白というわけにはいきませんが、できる限り白くありたいというのが今の女性たちの理想となっています。

肌は体調がダイレクトに現れます。
体の調子が悪かったり、うまく栄養をとれていなかったり、紫外線などの外的刺激によりダメージを受けたりして様々なトラブルを起こします。
紫外線などにより日焼けをすると、肌から水分がとられてしまい乾燥状態になります。
そうすると肌が固くなってしわができやすくなり、さらにはくすみが起きて、ひどくなるとしみとして残ってしまいます。

紫外線は肌の大敵です。
このようなことからも、美白とは白さを保つ、見た目だけの美しさだけではなく肌の内面から健康な肌を保つということが大切になります。
肌には極力、しわやくすみ、しみなどがない状態が好まれます。

この状態を保つためには、日頃のスキンケアや体調管理が重要になってきます。
また今は美白に関する様々な基礎化粧品なども販売されています。
それらの活用法も含めて、美白を保つためにはどうしたらいいのか様々な方法を考えていきたいと思います。

くすみ と しみ

美白を保つためには、まず肌のトラブルを解決しなければなりません。
肌のトラブルの代表的なものとしては、顔の小じわやくすみ、しみなどがあります。
ここではまずくすみについて考えていきたいと思います。
くすみをなくせればそれが美白につながるからです。

くすみとは、意外に自分ではわかりにくいものです。
顔と首の色が違うと感じたり、おでこと髪の毛の生え際の色が違うと感じたり、肌の境界線で見比べてみるとくすみは意外にでているものです。
皮膚と細胞の中の脂肪分が酸化することにより黒ずんでみえる状態を「くすみ」といいます。

肌のくすみの原因はいくつかあります。
皮膚が古くなり皮膚細胞にメラニンを含んできます。
その皮膚をいつまでも肌に残していると、くすんでみえるようになります。
つまりくすみは、皮膚の新陳代謝がうまく行われていないということです。
またクレンジングなどできちんとファンデーションを落とさないとその油が酸化して黒ずんでくすみになります。
洗顔やすすぎもきちんと行わなければなりません。
放置すると洗顔でくすみが取れなくなります。
細かいしみがたくさんあっても、遠くから見るとくすんでみえます。
メラニンが皮膚の表面ではなく奥の方にあるときにも、透けてみえてなんとなくくすんで黒くみえることがあります。
肌に炎症を繰り返して何度も起こしているとこのようになることがあります。
また肌の中の血流が悪い場合、血液がうっ滞するので肌が黒くくすんでみえることがあります。
しみは肌の内部で起こり、くすみは肌の表面で起こります。

このようにくすみには様々な理由がありますが、基本的にはメラニン色素が皮膚にたまっていることが原因です。
くすみをなくすためにはメラニン対策を行うこと、またそれぞれの原因に合わせた対策法を考えなければなりません。
しみになる前のくすみの段階で早めにケアすることが大切です。

老けない体づくり 10年後も輝いていたい

 

古今東西、老若男女、いつまでも若くありたいと思うのは自然の摂理。
いくつになっても、「若いね」といわれたいものです。こうした若さにもっとも大敵なのは、「シワ」といっても過言ではないでしょう。
この「シワ」は、なぜできるのでしょうか?

 

 

アンチエイジングとはどういう意味でしょうか?

「エイジング」とは、歳を重ねるという意味。時間が経つにつれ、劣化していくことを指します。
それに「アンチ」=反対、という意味の言葉がつくということは、歳を重ねることに反対する、つまり、若返りということになります。

それでは、どうやって“若返る”のでしょうか?
ひとつは、若く保つということです。加齢を未然に防ぐともいえるでしょう。シワの原因となる紫外線や乾燥から身を守ったり、肌にうるおいを保つような化粧品を使ったり、日頃からサプリメントや化粧品などに気を使って今の若さを少しでも長く保つという方法です。その結果、年齢に反した若さを保つことができるのです。

もうひとつは、できてしまったシワやシミなどを手術などによって除去する方法です。
これには、更年期を迎えた方が若さを取り戻すホルモン補充療法や、髪の生え際や耳のまわりなどのあまり目立たない部分にメスを入れ、皮膚や筋肉を引っ張り上げるという手術まで、さまざまにあります。これによって、まさに“若返る”ことになります。

アンチエイジングの目的は、大きく分けてふたつあります。それは、美容と健康です。
病気にならない丈夫な体作りを目的とし、結果的にそれが若々しさを保つことにもつながります。
特に女性は「いつまでも若く、美しい自分でありたい」と願うもの。
お肌は25歳が曲がり角とはよく言われます。若いうちからのケアが重要です。
バランスのよい食事や十分な睡眠時間も立派なアンチエイジングの方法のひとつ。